AI活用前に確認したい
院内・学内情報の取り扱いチェック
生成AIの活用が広がる中、文章作成、資料整理、議事録の要約、報告内容の整理など、さまざまな場面でAIを使えるようになってきました。
一方で、医療機関や大学では、患者様・学生様・職員様に関する情報、建物内の写真や図面、設備情報、委託先とのやり取りなど、取り扱いに配慮が必要な情報も多くあります。
AIを安全に活用するために、入力前に確認しておきたい項目をまとめました。
AIに入力する前に確認したい項目
チェック済み:0 / 18項目
1.個人が特定される情報が含まれていないか
-
患者様・学生様・職員様の氏名が含まれていない
-
連絡先や個別の相談内容など、個人に紐づく情報が含まれていない
-
写真や記録から個人が特定される可能性がない
-
個人情報が含まれる場合は、AIへの入力を避けるルールがある
氏名を伏せていても、内容や写真、場所の情報から個人が推測できる場合があります。入力前に、個人が特定される可能性がないか確認しておきましょう。
2.院内・学内の内部情報が含まれていないか
-
建物名・部屋番号・設備番号などの扱いを確認している
-
図面や現場写真をAIに入力する際のルールがある
-
施設内部の情報をそのまま入力しないようにしている
-
必要に応じて、場所や名称を伏せて入力している
建物内の写真、設備情報、配置図、部屋番号などは、内容によっては内部情報にあたる場合があります。どこまで共有してよい情報なのか、事前に確認しておくと安心です。
3.契約・委託先とのやり取りが含まれていないか
-
契約内容や見積情報をそのまま入力していない
-
委託先とのやり取りをそのまま入力していない
-
社内確認事項や非公開情報を含めないようにしている
-
必要な場合は、内容を要約・匿名化してから扱っている
契約条件、見積内容、対応履歴などは、そのまま入力せず、必要に応じて情報を整理・加工してから扱うことが大切です。
AIを使うときの注意点
-
AIの回答をそのまま決定事項にしない
-
現場の状況や院内・学内の運用ルールと照らし合わせて確認する
-
必要に応じて、担当部署・委託先・専門業者へ確認する
-
個人情報や内部情報を含む内容は慎重に扱う
-
最終判断は担当者様・関係部署で行う
AIは情報整理や文章作成の補助には役立ちますが、院内・学内の状況や運用ルールに合わせた確認は、人の判断が必要です。
日々の記録・共有体制も見直しておく
AIを使う・使わないに関わらず、日々の記録を後から見返せる形で残しておくことは、院内・学内の情報共有に役立ちます。
清掃・設備・衛生まわりの記録や、トラブル発生時の対応履歴、委託先との共有内容などが整理されていると、担当者様が変わった場合でも引き継ぎがしやすくなります。
記録しておきたい項目
-
発生日時・発生場所を記録している
-
内容・症状・写真などの補足資料を残している
-
一次対応の内容や、委託先・関係部署への共有状況を記録している
-
対応完了日や再発防止のメモを残している
-
担当者が変わっても、過去の対応履歴を確認できる状態になっている
チェックした内容は、印刷・PDF保存、またはスクリーンショットで控えとして残していただけます。
スマートフォンでご覧の場合は、端末やブラウザによって保存方法が異なる場合があります。PDF保存が難しい場合は、スクリーンショットで控えとして残していただくこともできます。
AI活用の前提としても、まずは「情報がどこにあり、誰が見ても分かる状態になっているか」を確認しておくことが大切です。
日々の記録や共有方法が整理されていると、担当者変更時の引き継ぎや、清掃・設備・衛生まわりの管理体制を見直す際にも役立ちます。
清掃・設備・衛生まわりの記録の残し方や、委託先との情報共有について気になる点がございましたら、お気軽にご相談ください。
具体的なご依頼内容が決まっていない段階でも、現在の状況を整理するところから承ります。